私の日常ブログ

トルコ人夫とのお話しやアメリカでの生活で気づいたことを発信します。

日本人の私がアメリカ入国時に別室に案内された話

前回の投稿では学生ビザをとってアメリカに入国したとお話ししていましたが、通常時はESTAを取得して渡航していました。

ESTAアメリカに年2回ほど行っている私ですが、入国時に別室に案内された時の体験談をシェアします。

私がアメリカに年何回も行くようになったのは留学時に外国人彼氏ができてから。

アメリカに留学する前はオーストラリア、マレーシア、韓国、シンガポールなど旅行で行っていたので海外に行くこと自体は抵抗がありませんでした。

アメリカに1年間留学してできた彼氏とは約4年くらい国際遠距離恋愛をしていました。彼氏のビザの関係で彼氏はアメリカから出国することができず、私が帰国してからは年2回くらい彼氏に会うためアメリカへ一人で渡航していました。

日本から出国、飛行機で飛ぶまでは全く不安がない私ですが、アメリカ入国時には毎回ドキドキでした。

なぜかというと、一度税関で別室に通されたことがあるから。

確かアメリカに通うようになって3年目くらいの時だったかと思います。いつもの通りESTAを取得して渡航し、アメリカ入国時の税関では渡航目的、期間等を聞かれました。たまにの確率ですが恋人の有無を聞かれることがあって、いつもは恋人は日本にいますと伝えていたのですが今回は口が滑ってしまい恋人に会いにきましたと言ってしまいました、、、。

そしたら、税関員はパソコンに何かを入力し始めたのち私にこの場で待つよう指示をしました。その後、他の税関員がやってきて別の部屋に移動するよう言われました。その部屋に入る前には携帯やパソコンの電源は切るように言われ、部屋の中には電子機器の使用不可や私語厳禁等記載されたポスターが掲示されていました。私の他には移民家族や女性、サラリーマンらしき人もいました。中には税関員と話している間に涙ぐんでいる人までもいて、私はこれから何が起こるのか怖くてたまりませんでした。

いよいよ私の番になり、彼氏の国籍、彼氏のビザの種類、交際期間、今後の予定等詳細までを聞かれました。ここまできたらもう嘘はつけないと思い、彼氏のことを正直に話しました。今後の予定については私は日本で仕事をしているからアメリカに引越すつもりは今のところないと断言しました。きっとこの言葉が決め手となったのか、税関員は無事私を入国ゲートへ案内してくれました。

ここからはあくまで私がこっそり聞いた話ですが、アメリカビザを取得するためにアメリカ人と結婚する移民が増えているようです。水際である税関にて本当に自国へ帰る意思がある人なのか、もしくはアメリカ人と結婚してビザを取得もしくは不法労働するつもりなのかを見定めているのかと思います。

国際遠距離恋愛されている方であれば、一度は経験したことのある入国時あるあるではないでしょうか。

コロナ禍でのアメリカ渡航

 

私が渡航したのは2021年12月末。だんだんコロナに関しての入国条件が優しくなってきた頃でした。渡航に伴い準備したコロナ関連の書類は下記の通り。

・英文でのコロナ陰性証明書→確か48時間前?に検査すること

・コロナ予防接種2回の接種証明書→居住地の役所が接種証明書を英文で発行

 

地元でコロナの検査をして陰性証明書を発行してもらう予定でしたが、金額面と即時発行が難しいとのことで渡航日当日に東京の某クリニックで検査し即時発行してもらい、そのまま空港へ向かいました。

幸いなことに大きいスーツケースは空港宅配していたので、手持ちの小さいスーツケースとリュックで東京内を駆け巡りました。冬なのに渡航に対しての不安と焦りで汗をかきながら空港に向かったのをよく覚えています。

海外渡航される方!空港宅配は使った方が便利です。特に一人で渡航する方は必須だと思います。私の場合、一人で地元から新幹線、電車を乗り継ぎ、東京都内でコロナの検査をして羽田空港へ向かったので、大きいスーツケースがないだけで本当に助かります。

空港に到着したら宅配センターに届いていたスーツケースを受け取りチェックイン。私はいつものデルタ航空を利用。マイレージが溜まっていたので、アップグレードしsky priorityでチェックインできたのでスムーズに進みました。

でもここで毎回聞かれる質問。

(係員さん)お一人ですか?

(私)そうです。

(係員さん)目的はなんですか?

(私)留学です。

(係員さん)どのくらいの期間行かれますか?

(私)まずは語学留学してその後編入予定なので期間未定です。

女性一人だからか、絶対と言っていいほどこの質問はどこにいても聞かれます。

周りの親子連れやサラリーマンっぽい人にはほぼ質問しないのに私は毎回質問されます。やはりアメリカに不法滞在する外国人が多いからこういう質問をするように指示されているのですかね。

無事荷物のチェックインも済んで、出国ゲートへ行き念のため出国スタンプをもらいました。最近は無人ゲートが多くて出国スタンプを貰わないことが多いと思いますが、いざという時に出国を証明する書類として出国スタンプが使えるのでもらっておいた方が絶対いいです。元々、海外引越の営業及び顧客対応をしていたのですが、いざ荷物を海外に発送するときには必ず出国を証明する書類が必要になります。航空券って捨ててしまうことが多いと思うのですが、パスポートって何があっても捨てないはずなのでパスポートに出国スタンプをもらえれば安心につながるはずです。

ボーディング時間になり、飛行機の中へ。映画を楽しみながらアメリカへ向かいました。アメリカ入国時ではいつも通り渡航目的、渡航期間等聞かれましたが、今回の私は学生ビザを持っていたので何の問題もなくスムーズに入国できました。

次の投稿ではアメリカ入国時に日本人の私が税関で別室に案内された体験談をシェアします。

大手企業を退職して海外へ引越した話


タイトル通り、私は人生一度きりだと思い、新卒で入社した大手物流会社を退職しアメリカに引越しました。職場では周りの先輩後輩に恵まれ、大きな不満もなく仕事をしておりました。また、大手企業の窓口担当を任されたり国際的なイベントにも積極的に参加する機会を与えられ、充実した会社員生活を送っていました。

そんな私が海外への引っ越しを決意したのはちょうど一年前ごろ。現在の旦那がアメリカに在住しており学生時代には年2、3回一人でアメリカへ会いに行っていました。このまま国際遠距離恋愛をダラダラ続けていてどうなってしまうんだろうと思った私は当時彼氏だった旦那に相談し、アメリカへ渡航するためのプランを考えました。

アメリ渡航に際して一番重要なこと、、、なんと言ってもビザです。

彼氏だった旦那と結婚して配偶者ビザでの渡航も考えましたが、ビザ取得まで1年以上かかると聞いたため、学生ビザを申請することを決意。学校は学生時代に留学していた大学にし、着実に入学に向けて準備を進めていきました。フルタイムで仕事をしながら大学入学に必要な書類やビザ申請手続きを進めていくのは想像以上に大変でした。また、当時は東京で一人暮らしをしていたため引越しに関する手続きも自分で手配したりして、渡航前は本当にバタバタでした。

なんとか家族の支えもあり、渡航2週間前には実家への帰省が叶いました。実家では大好きなお母さんの料理を食べたり家族で旅行したりたくさん思い出を作りました。

渡航が近づくにつれ家族と離れることに寂しい気持ちもありましたが、大好きな彼氏に会えると思いワクワクする気持ちもありました。

さて、渡航まで数日となり無事渡航できるか、問題なく入国できるかドキドキでいっぱいになってきました。次の投稿ではコロナ禍の渡航に向けて出発前にしたこと、空港での流れや入国について話していこうと思います。